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大腿骨壊死・関節リウマチにも加圧が効く

2019.06.23 実績紹介 ,

模索しながらトレーニングを開始

22歳のとき筋ジストロフィーと診断されて1年間通院するも、悲観的な事ばかり言われ、もう通院したくないと加圧トレーニングに来られた男性。筋ジ ストロフィーと言えば、遺伝病で骨格筋が萎縮して歩けなくなり最期は呼吸もしんどくなるとされる病気です。加圧は筋肉に乏血性のストレスを与えるのでこの 病気を悪化させる(筋の破壊を進行させる)可能性もあり、適応があるか分かりません。しかし、病気が軽度であったこと、加圧はそこまで強い負荷のトレーニ ングをしなくても良いことから、模索しながらトレーニングを開始しました。

 

 

加圧継続の判断基準

加圧を始める前の段階で、ご本人へは、筋肉が崩壊している時に血液中に増える酵素CPKの値が上昇を続ける場合、中止をする旨を確認していました。
初診時はCPK567(正常値は50−250)。その後、1ヵ月に1回採血しており、一時721まで上昇した事もありましたが、現在は500前後で落ち着いており、週1回の加圧トレーニングを継続されています。

 

 

はじめて3ヵ月で現れた変化

はじめた当初、筋破壊があると良くないだろうと思い、重りなどはあまり使わずに、自重運動ばかりでトレーニングを行いましたので、現状維持できるくらいかなと思っていました。
ところが、週1回、腕または脚の一部位ずつ加圧を始め、3ヵ月経った頃、肩周りや上肢の筋肉ががっちりとしてきたのです。当時は親や友達からも腕が太くなったと言われたと喜んでいました。

<初診時>
上腕周径 右22.0㎝ 左21.0㎝  
前腕周径 右23.0㎝ 左23.0㎝
握力 右13.9㎏  左18.2㎏

<初診から3か月後>
上腕周径 右24.0㎝ 左23.0㎝
前腕周径 右25.5㎝ 左24.0㎝
握力 右18.7㎏  左21.8㎏

 

 

病気の進行が緩やかに

自覚症状としては、調子が良く、ここ1年で運動能力の低下も、筋の萎縮も見られていません。加圧トレーニングで実施する手のグーパーもし易く、動作も速くなっていて、そういった意味での効果も出ています。
今後の経過が楽しみです。

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